今回は、マーラータンでよく見かけるけどあまり馴染みのない具材についていくつかご紹介します!
見慣れない具材は抵抗もあるかもしれませんが、挑戦するきっかけになれば幸いです!
鴨血
鴨血は鴨の血、つまりアヒルの血を固めた中華食材です。
一見チョコレート?と思うような茶色い豆腐に近い見た目です。
食感としてはぷるっと、ぷちっとした感じ、
味としては、意外と臭みや癖がなく若干レバー風味があるかなくらいです。
食べたことのない方には勇気がいるかもしれせんが、
血を固めているので、鉄分やミネラルなどがたっぷりで栄養豊富です。
鴨血はヤーシエとも呼ばれ、麻辣湯や火鍋の定番食材ですので、ぜひ一度お試しくださいね。
ちなみに、
タイに行ったときにカオマンガイという現地のチキンライスを食べた時にも、同じように鳥の血(ルアットガイ)がついていました。
鶏一匹を楽しめて人気な具材なんだとか!
腐竹
腐竹はフチクと読み、乾燥湯葉を指します。
干した竹のように見えることからこんな名前なんだとか。
日本の湯葉は生の状態のものが多いので、乾燥した状態は見慣れないですよね。
想像する湯葉よりは硬さがありますが、こちらも癖のなく食べやすい食材です。
ほとんどのマーラータン店で見かける定番食材です。
干豆腐
干豆腐(かんとうふ)は、豆腐を脱水したもの。
マーラータンでよく見るのは豆腐シートのような形で豆腐皮と表記されることもあります。
シートの形状以外にも麺もあり、豆腐干(とうふかん)とも呼ばれます。
原料が同じなため味は湯葉(腐竹)に近いです。
シート状が干豆腐、厚みと食感があるのが腐竹ですね。
魚包蛋
魚包蛋は「魚で蛋(たまご)を包んだもの」を指します。
魚やイカのすり身のなかに小さい魚卵が入ったものが一般的です。
団子だと思ったら、中に何か入ってる!と思うのはマーラータン具材あるあるかもしれません。
楊國福麻辣湯ではオレンジと白の練り物で置いてあります。
マーラータンらしさも出るので、魚卵に抵抗がなければぜひ食べてみてください!
センマイ
センマイは焼き肉店などでもたまに見かける食材ですね。
牛の第三胃のことを指します。
センマイに限らずですが、牛すじやホルモン、羊肉(ラム)など
マーラータンでは少し癖のあるお肉がよく合いますよね!
きくらげ
きくらげはわざわざご紹介する必要もないくらい今や中華食材の定番ですね。
倒木に発生するキノコの一種です。
ぷにっとコリコリした食感が他のキノコとは違う特徴ですよね。
黒キクラゲは中華料理だけでなく豚骨ラーメンなどでも見かけますが、
白キクラゲは中華料理で見かけることが多く、デザートに使われることもあるそう。
食感や味も黒キクラゲと白キクラゲでやや違うので、どちらが好きか試してみてください!
百頁豆腐
百頁豆腐は布豆腐を何層にも重ねて固めたもので、台湾の食材です。
神田にあるパイラーさんでいただいたのですが、
はんぺんのような豆腐のような食感と味でした。
考麩
こちらも神田のパイラーさんでいただいた食材。
小麦グルテンを熟成して固めたもの。
名前の通り感覚は麩に近く、たくさんスープを吸ってくれます。
フー玉
フー玉は揚げた麩のことです。
麻辣湯には揚げパン(油条)が置いてあることもありますよね。
さくっとした食感かつスープをよく吸う食材のため麻辣湯の具材にぴったりです。
まとめ
麻辣湯に使われる中華系食材についてまとめました。
麻辣湯は日本に来て歴史が長くもないこともあり、ほどよく中国の現地感を味わえることもまた魅力の一つ。
麻辣湯の具材を選ぶ際に「なんだこれ?」と思う食材に出会うこともあるかもしれませんが、
ぜひ臆せずにチャレンジしてみてください!
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