「マラタン」というワード、聞いたことがありますか?
人気K-POPアイドルのLE SSERAFIM(ルセラフィム)がマラタン(マーラータン)について言及しており、話題となりました。
動画内では、LE SSERAFIMのサクラとカズハが「マーラータンとマラタンは同じものなのか違うものなのか」について話していましたね。
LE SSERAFIMだけでなく、Kep1er、NCT127、宇宙少女など複数のKPOPアイドルがマラタン(マーラータン)を食べていると公言している姿が見られます。
そんなK-POPアイドルもトリコなマーラータンについて、発祥から韓国でのブームの実態、そして気になるマラタンとマーラータンの違いについて調べてみました!
そもそもマーラータンってなに?
マーラータンとは一言で言うなら「辛いスープ春雨」です。
これらから「マーラータン(麻辣湯)」と言われています。
スープにはたくさんの薬膳スパイスが入っていることも特徴で、
「医食同源」(日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防・治療できる、とする考え方)でも注目されています。
薬膳たっぷりの痺れる辛さのスープに春雨が入っていることが多く、そこに野菜やお肉などをたっぷりの具材を入れてマーラータン(麻辣湯)になります。
また、具材を好きなだけ選んで入れられることも特徴で、自分の好きな具材を入れた自分だけのオリジナル麻辣湯を作ることもできるのです。
マーラータンの発祥は中国?
マーラータンの発祥は中国の四川省です。
四川料理は、中国四大料理の北京、上海、広東、四川の4つのうちの1つで、世界で愛されている中華料理の四つのうちの一つです。
他の料理としては、麻婆豆腐、担担麺、回鍋肉、青椒肉絲などがあり、痺れるような辛さ「麻辣」は四川料理の味の特徴だと言われています。
中国では「麻辣燙」と表記され、やけどするほど熱いという意味を持つ燙の漢字が使われているそう。
しかし、日本には馴染みのない漢字であることから、似たような意味を持つ湯を使った「麻辣湯」といった表記が日本では主に使われています。
ちなみに…
燙は音読みでは「トウ」「ドウ」と読むらしいのですが、通常の変換では見つかりませんでした。
日本向けのキーボードでは、コピペ以外の入力は至難の業です。
そんな発祥地である四川から中国全土に広まり今では全世界に広がっているマーラータン。
特にブームになっている国が、韓国なのです。
マラタンが韓国で大ブーム?
韓国のあるカード会社の調べによると、
この4年間のデータより、
韓国の女子学生たちはトッポッキ専門店よりも麻辣香鍋(マーラーシャングォ)・麻辣火鍋(マーラーフォーグォ)専門店の方でより多くお金を使っていた、とのこと。
日本でも今や知名度の高い韓国料理であるトッポッキを上回る人気があるみたいですね。
マラタンはトッポッキ同様おやつ感覚で食べる女子学生も多いのだとか。
特に人気になったのは近年5年あたりで、店舗数も増え続けているようです。
韓国で流行ったグルメが、続けて日本でブームになることは近年よくありますよね。
マーラータンが日本で今以上のビッグブームになる日も、そう遠くないかもしれません。
マーラータンとマラタンの違いは?
ルセラフィムの動画では、「マーラータン」と「マラタン」の違いは何だろうということについて議論になっていました。
日本では「麻辣湯(マーラータン)」と呼びますが、韓国では「마라탕(マラタン)」と呼ぶそう。
調べてみましたが、料理はやはり同じようなものを指していて読み方の違いだけのようです。
発音の違いなどによるものかもしれません。
また、サクラが「韓国のマラタンはひき肉のようなものが乗っている」と言っているシーンがありましたが、韓国のマーラータンにはひき肉が乗っているのでしょうか?
こちらも調べてみましたが、韓国のお店の画像やレビューを見てもひき肉は確認できませんでした。
もしかしたらサクラがよく行くお店にはひき肉トッピングがあるのかもしれませんが、韓国のマラタンにスタンダードに乗っているわけではなさそうです。
動画内で二人も元は同じようなものではないかという答えになっていましたが、
私もその認識で間違いないのではないかと思っています!
韓国に行ったらマラタンを食べたいと思っている方も多くいると思いますが、
日本にもマーラータンが食べられるお店はたくさんありますので、ぜひ食べてみてください!
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